【今をときめくVR企業100インタビュー】 Vol.004 VR IMAGINATORS 金春根さん

 

この記事を書いている人 - WRITER -

★★ 今をときめくVR企業100インタビュー ★★

第4回目はVR IMAGINATORS 金 春根(キム ハルネ)さん にインタビューをさせていただきました。

現在の事業について

 

近藤:早速なんですけれども、改めて展開されている事業について教えてください。

キムさん:僕らが今展開している事業としては、

パソコン向けとスマホ向けでそれぞれ、VRゲームを事業化しております。
で、そちらとは別で新たに、バーチャルYoutuber事業も最近始めました。

バーチャルYoutuberは、事業といいつも実験的な意味合いが大きいのですが…。
自社ゲームのキャラクターをそのままバーチャルYoutuber化し、
広告塔としての立ち位置の確立を目指しております。

 

VR IMAGINATORSのビジョン

 

近藤:なるほどですね。バーチャルYoutuberも含めて 御社が現在の事業をスタートするきっけかは何かあったんでしょうか?

 

キムさん:そうですね。もともと僕らが目指すコンセプト・ビジョンが、【現実から異世界に行ける夢想体験】を実現するVRゲームでして、もしも自分が異世界に転生したら──といった夢や妄想を形にしたコンテンツです。

で、それを作っていく中で、僕らもAR開発に着手し始め、最終的にはVRとARを統合した一つのコンテンツとして色々と進めていまして・・・

そうした時に、現実には存在しない異世界と、今ある現実世界をどう結び付けるかといったところで、バーチャルYoutuberという存在に辿り着きました。

僕らが掲げるコンセプトともマッチしているため、今回バーチャルYoutuberを始めたという背景があります。

まぁ、一般層ユーザーの方にバーチャルYoutuberって何?と思われるかもしれませんが、既に興味があって好きなユーザーにとっては、実存しないキャラクター(人間)の実在感をモニター越しに感じているかと思います。

バーチャルなキャラクターが本当にそこにいるかのように感じられるため、現実と2次元の境目が曖昧になってきた時代だなぁ、といった感覚ですね。

そして僕らがイメージする異世界は、現実世界の裏側(パラレルワールド)というコンセプトでもあるため、その点でもバーチャルYoutuberはとても合致しているといえます。

うまく行ってないことって何かありますか?

 

近藤:なるほどですね。そうしますと、今回は色んなコンテンツを拝見させて頂いてまして、Youtubeのほうでも動画を観させていただいているんですけど、かなり高度なことをされているのかなと思いまして・・・

コンテンツを作成する上で、うまくいかなかったことや失敗談とかってあるのかなと思いまして。

 

キムさん:そうですね・・・現状バーチャルYoutuberを事業として展開されている他企業の方々は、僕らのようなVR機器のみで行う簡易モーションキャプチャーではなく、より精度の高いモーションキャプチャー技術を使っているかと思います。

僕らはもともとVRゲームのNPCキャラクターをそのまま転用してしまっているのもあり、まだ3Dモデルの精度もそこまで高くありません。

本来であれば、キャラクターをより可愛く魅せるための表情や指の動きなど、より人間らしく自然に見せるといったところが現状では出来ていないなぁ、と思っています。

本格的にバーチャルYoutuberを事業として展開するのであれば、高額機材や開発コストを今よりも多く投入する必要があるな、とは感じています。

 

資本と人材の問題

 

近藤:何か、制作をする段階でこんな情報があったらいいなというのはありますか?

キムさん:うーん・・・情報よりも今は、人材や資金が欲しいなーとは思いますね(笑)

そのあたりが、あまり潤沢ではないので・・・今は少人数でゲーム開発とバーチャルYoutuberを上手く回している感じです。

 

近藤:今はどんな方と事業されているんですか?

キムさん:今、一緒に開発しているエンジニアは色々とデキる人なんですが、それと同じくらいのスキルを持った人が、あと一人でもいれば今よりもっと開発が進むだろうなって思います。

先程も述べたように、うちはゲーム開発がメインですので、バーチャルYoutuberに関してはキャラクターモデルのブラッシュアップ含め、あまり人員とコストを割けないのが現状ですね。

 

近藤:資金的なことでいいますと、言える範囲で構わないのですが、こちらはいくらくらいあれば開発が思うように進むというのはありますか?

 

キムさん:うーん、やはり僕らが望むエンジニアを1年間雇う場合、安くても600万~800万円くらいするんですね。
なので、人件費だけでもそのくらい必要かな、というのはあります。

それでも1年は意外と短くて、できれば2年~3年は一緒にやりたいという気持ちなので、すると数千万円はあったほうがいいなーとなってしまいますね(笑)

 

今後について

 

近藤:では次に、今後のビジョンを教えてもらえたらと思うのですが・・・

キムさん:はい。ビジョンとしましては、今行っているバーチャルYoutuberの知名度を上げるのと同時に「VRゲーム」と「ARゲーム」もしくはアプリを世の中にリリースし、それらをなるべく多くのユーザーさんに使ってもらえるような環境に提供して、各方面から現実と異世界の境目を無くしていければと思っています。

 

とは言っても、現状VR機器が一般層に普及していない状況ですので、SteamVRのようなコアユーザー向けと、VR/ARのスマホアプリのような一般ユーザー向け、それぞれ両軸でアプローチできればなぁと思っています。

 

近藤:海外と比べると日本の技術は遅れていると言われますが、今後VRの発展を望むにはVRのデバイスを普及させるべきだと思うのですが、VR IMAGINATORS様からみてどうすればVRやそれらデバイスが普及させることができるかというアイデアがありましたら教えて頂きたいのですが・・・

キムさん:そうですね・・・ 普及に関してはやはりデバイスの価格と実用性が大きいかなと思います。特に実用性に関しては今あるVRデバイスでも、それなりに実用的なソフトもあるのですが、それが日常的に使えるものまではなっていないように感じています。

ただ、VR Chatのように、VR機器が無くても楽しめるVR向けコンテンツも登場してきてはいます。
現状ではVR機器一式を揃えるのに20万くらいの必要が必要なところ、総額5万円くらいまで価格が下がった時に、一般層にも浸透するのかなと思っています。

まとめると、デバイス・ソフトの日常的な利便性と、デバイスの購入しやすさの2点だと思います。

 

これからの予定について

 

近藤:最後になるのですが、告知したいことや紹介したコンテンツがあれば教えてください。

キムさん:できれば今年中に、SteamVR向けゲームをアーリーアクセスで出そうかと思っています。
それとは別で、スマホ向けARアプリも出そうと思っています。なので、今すぐに告知するようなものはないのですが、今年中に何かしら出ますよーということだけ覚えておいてもらえると嬉しいです(笑)

それと、今すぐ見て頂けるものとしては、バーチャルYoutuberの「女神エルミナ」で検索してもらえれば出てくると思うので、そちらをぜひ見て頂ければと思います!

あと、バーチャルYoutuber界隈には思っていたより、VR界隈の人が多くない印象なので、僕らが持つVR界隈の横のつながりを上手く活かし、色んな方々とコラボをしていけたら良いかな、と思っています。

VR IMAGINATORS

URL
http://vr-imaginators.jp/

Vtuber最新コラボ動画はこちら

この記事を書いている人 - WRITER -
 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 世界のVR通信 , 2018 All Rights Reserved.